ごみ箱の自動削除について
ファイルやフォルダを削除するには、いつもファイルやフォルダーを右クリックして「削除」をクリックするまたは「Dele」キーを押すことで削除します。そして、削除されたファイルやフォルダーはごみ箱へ移動されます。ファイルは削除されたが、ごみ箱に一時保存されてデスクの容量を占めています。ディスクが容量不足になったら、ごみ箱内のファイルを完全削除します。またはごみ箱を空にすることで容量を増やします。
実は、Windowsには、ごみ箱自動削除という機能があります。ごみ箱にファイルを移動してから一定の期間が過ぎた後、ファイルは自動削除されます。自動削除の時間間隔も自分で設定できます。しかし、自動削除されたファイルは完全削除されて元に戻せないという点に注意してください。
本記事では、Windows10ごみ箱の自動削除を設定する方法と自動削除で失われたデータを復元する方法を紹介します。
ごみ箱の自動削除と期間設定を変更する方法
ステップ1.スタートメニューから「設定(歯車のアイコン)」を開き、「システム」をクリックします。
ステップ2.「記憶域」をクリックして、「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリックします。
ステップ3.「一時ファイル」に「ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除」のドロップダウンリストを展開すれば、「許可しない」「一日」「14日間」「30日」「60日」6つの選択肢があります。「許可しない」を選択すれば、ごみ箱に移動されたファイルは保存されたままになります。
これでごみ箱にあるファイルを自動削除する期間の設定は終了です。
ごみ箱自動削除で失われたデータを復旧する
ごみ箱の自動削除という機能を有効にすると、まだ有用なファイルが削除されることがあります。自動削除されたファイルは、データ復元ツールを利用しないとごみ箱から復元できないんです。次は、ごみ箱から完全削除したデータを復旧できるソフトを紹介します。
Bitwarデータ復元というソフトはシンプルで操作簡単です。ごみ箱から完全削除したデータやごみ箱を空にすることで失われたデータを復元可能です。まずは、Bitwarデータ復元ソフトをインストールしてください。
Bitwarデータ復元ソフトの操作方法:
ステップ1.Bitwarデータ復元ソフトを起動して、「ディスクパーティションとデバイス」にごみ箱を選択します。「次へ」をクリックします。
ステップ2.スキャンモードを選択します。クイックスキャンを実行した後、目的のデータが見つからない場合、またディープスキャンを試してください。
ステップ3.ファイルの種類を選択してから「スキャン」をクリックします。
ステップ4.スキャンが終わると、データをプレビューすることができます。「復元」をクリックしてファイルを保存します。(注意:復元したいデータを元のデバイスやディスクに保存しないでください。データ上書きが発生する可能性があります。)
終わりに
Windowsごみ箱の自動削除という機能は非常に有用で便利です。ハードディスクの空き領域を増やしてくれることができます。自動削除されたファイルに必要なデータが含まれていても、慌てないでください。Bitwarデータ復元ソフトを起動して、できる早くデータリカバリーを実行してください。